ワールドの賢者と54歳の弁当屋の恋

友人の配偶者が占い師で俺の事を占ってくれたという
54歳の(10歳年上)弁当屋で働いているような女性と縁があるようだ
笑ってしまったが
54歳 弁当屋 バイト などで画像検索してしまった
占いか
まったく興味がなかった
そういうカテゴリもあるだろうというくらいの認識であった
まあ様々な現実的な物事の配置から、目にみえないものの配置を取り出すということは
詩人にとって経験のないことではない まあ俺は気まぐれな素人であるが・・
試しに検索で出てきたヤフー占いの何かで占う




今は学ぶ時ではありません。収穫を楽しみましょう。
とか言われると「おおっ」と思う
いつでも学べ学べとうるさい気がするからだ
いまは学ばなくていいと言われると説得力がある


ここ最近で一番楽しかったことは四つん這いで飯能の川辺をはいずりまわったことだ
水面が視線と同化する
もう芸術も革命もどうだっていいという心境になる
交尾をして水草を食って泳いで寝て死ぬるだけだ
ああ 人間のまちに帰るのが億劫だ


みんなが言ってる
みんなってどいつだろうか
テレビに出ている人たち
欧米で評価されている人たち
有名なファッションデザイナーがとった数々の賞
その審査員の一人一人を24時間一週間隠しカメラで追ってみると
むしろたいていは失望するのだろう
あんな人達に評価されたいと認められたいと思っていたのか、と思うかもしれない


夜、グラビアアイドルを見つめる
みなカメラに向かって笑顔でいる
カメラの向こうにはみんながいるのだろう
ちんこを握ってスタンバイしている俺たちである
尻を突き出し彼女たちは笑っている
パンツをずりおろそうとしてはにかんでいる
普通に見ると露出狂のかなり精神的にやばい女である
このグラビアアイドルたち全員に、人生や傷やトラウマや両親や水疱瘡の経験や死があるのだと想像すると
疲れる


嫁さんが弁当を買ってくる
息子はからあげ弁当で、俺はのり弁である
何か疲れる
今日だけのことではない
父親を家族の底辺におき、家族全体の安定をはかるという図式は
テレビCMなどにもはびこっている
それを差別だとは思わないが、動物としてなめられているのだろう

話せば分かる、というセリフがある
だが話してわからないから芸術や戦争が存在する
その弁当屋には54歳の女性はいただろうか
それについて話しはしていない。



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